アンモニア(汗臭、加齢臭、排せつ臭、タバコ臭、生ごみ臭など):Ammonia
化学式NH3 で表される無機化合物で、常温で無色の気体である。
水によく溶けて塩基性を示し、アルコール、エーテルにも可溶である。
その臭気であるアンモニア臭は、一般的にし尿臭、刺激臭と表現される代表的な悪臭物質であり、
悪臭防止法にて特定悪臭物質として規制対象となっている。
発生源としては、工業的には化学肥料、合成繊維などの原料があり、天然では生体やその排泄物などの分解・腐敗がある。
検知閾値濃度(臭気を感知できる濃度)は0.1ppm で、
『悪臭防止法』により都道府県知事が規制基準として定めることのできる濃度範囲(臭気強度2.5~3.5)は1~5ppm である。