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かわせみクリニック様が当社抗菌剤の細菌繁殖抑制効果を学会発表しました

2016年09月26日ニュースリリース

 8月27日~28日、東北文化学園大学(仙台市青葉区国見6-45-1)にて、第43回東北腎不全研究大会が開催されました。同大会において、医療法人清水会かわせみクリニック様が「気化式加湿器の細菌汚染対策~銀系無機抗菌剤(銀ゼオライト)を用いた細菌繁殖抑制効果について~」を研究発表されました。

 近年、加湿器内に繁殖する細菌類に起因する加湿器病が注目されています。今回の研究では、加湿器タンクへ当社銀ゼオライトを浸漬し、加湿器トレー(貯留部)及びフィルターでの細菌繁殖状況の観察が行われました。銀ゼオライトを浸漬していない加湿器からはシュードモナス属菌群、バチルス属菌、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌が検出されたのに対し、銀ゼオライトを浸漬した加湿器では、14日経過後においても水の腐敗や細菌類の繁殖を大幅に抑制できていることが確認されました。

 現在、オフィスや病院・介護施設等で一般空調における加湿装置へ気化式加湿器の導入が進んでいます。しかしながら、加湿エレメントは処理空気中の空中浮遊菌ならびに微生物の栄養源となる塵埃を集塵し、細菌類の繁殖しやすい条件となっています。このような衛生問題に対し、当社では今回の研究のように繁殖の温床となる部位への銀ゼオライトの利用や、加湿給水経路への銀ゼオライト充填カートリッジの設置等を提案しています。今後も細菌繁殖抑制効果の検証を進め、より快適な生活空間作りに貢献してまいります。

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