Zeomic抗菌しゃもじ(杓子)が宮島のお土産になりました
2017年01月25日ニュースリリース
日本三景・安芸の宮島として有名であり、厳島神社等の多くの国宝・重要文化財を有する広島県廿日市市宮島町は、しゃもじ (杓子)の名産地でもあります。明治時代頃から、杓子の「飯(めし)取る」という表現は、「(敵を)召し捕る」や「(幸運を)召し取る」という語呂のもと、「勝運」、「商運」、「幸運」を招く縁起の良い物とされてきました。今日でも広島県代表の高校野球部や広島東洋カープは、勝利を祈願して厳島神社へ杓子を奉納しています。そして、2013年に「和食」の文化がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受けて、和食を支える杓子の歴史が息づく宮島や厳島神社は、海外旅行者から一層の注目を集めるようになりました。
その宮島の世話役を昔から続けてきた宮郷(みやざと)家の現当主である宮郷彰通氏は、1979年に「専門店 杓子の家」を開店して宮島杓子の歴史に関して研究を続け、2015年には「宮島杓子の本」を発刊しました。その宮郷彰通氏は、若かりし頃に勤めていた杓子メーカーで当社Zeomicを用いたプラスチック製の抗菌杓子を開発した歴史があります。この度その抗菌杓子を「抗菌宮島杓子」として復活し、宮島のお土産として「杓子の家」で販売して下さっています。
宮島や厳島神社への観光の際に、ぜひ杓子の歴史も楽しんでみてはいかがでしょうか。