「化学工業日報」にインタビュー記事が掲載されました
2017年03月01日ニュースリリース
2月28日付『化学工業日報』に、代表取締役社長 三枝木俊美のインタビュー記事が掲載されました。
<記事概要>
① 事業の概況について
抗菌性と安全性の両立を実現した抗菌剤ゼオミックは、家電、建材、衣類、飲料水、化粧品、医療機器など幅広い用途で採用されており、業績は堅調に推移している。今春からスタートする次期中期経営計画では売上高を現在の1.5倍、5年後には倍増を目指す。
② 海外戦略について
ゼオミックブランドを如何に普及させるか、新興国での抗菌意識の高まりを如何にビジネスへ繋げるか、販売代理店網のさらなる拡充など、次期中計ではこれらの課題に向き合い、海外売上高比率を現在の3割から5割へ高めたい。安全性の証明や各国の規制対応も重要なテーマであり、米国FDA(食品医薬品局)、EPA(環境保護庁)の認可に続き、欧州BPR(バイオサイド規制)も銀系抗菌剤メーカーとして世界で初めて年内に取得できる見込である。
③ 非抗菌事業について
独自の吸着技術を投入して開発した消臭剤ダッシュライトが繊維向けで好評である。対象臭気ごとに7品番までラインアップを拡充して溶剤臭や樹脂臭も対象とし、飲料水や建材など吸着剤としての用途開発も積極的に推進している。その他、新規蛍光剤の実用化を目指すNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の開発プロジェクト、紫外線や電解水による殺菌技術の実用化にも挑戦している。次期中計ではR&Dのさらなる強化にも取り組み、機能性材料及び応用商品の開発により事業領域を拡大していきたい。