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原子吸光光度計 ZA3000を導入しました

2018年03月13日ニュースリリース

 2018年3月、当社製品の分析と研究開発用途として、㈱日立ハイテクサイエンス製偏光ゼーマン原子吸光光度計ZA3000(Polarized Zeeman Atomic Absorption Spectrophotometer ZA3000)を導入しました。

 

 本装置は、金属元素の濃度を測定する定量分析装置です。

 

 本装置の特長として、サンプル光とレファレンス光を独立した検知器で同時測光することで、真のリアルタイムバッググラウンド補正を実現しています。また、光軸の切り替えが不要な同時測光機構を搭載しており、分析の再現性、安定性が格段に向上されています。その他、自動突沸検出機能を搭載しており、分析精度低下の原因となる乾燥ステージでの試料の突沸を自動で検出できるようになりました。

 

 安全面では、コンピューター制御によるフレーム点火・消火シーケンスを搭載し、燃料ガス、助燃ガスの圧力監視システムの他、ガスバーナーヘッドのインターロック機構の搭載、フレーム消火時の自動ガス供給停止など、セーフティ機能が充実しています。

 

 当社では、抗菌剤ゼオミックをはじめとした多くの製品において本装置により分析作業を実施しており、当社製品の国際的基準で高いレベルの品質管理を実現しています。また、新規材料開発などの研究開発分野でも本装置は活躍しています。

 

 

ゼオミック_原子吸光_日立_ZA-3000

<原子吸光光度計 ZA3000の外観>

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