分析という仕事の、楽しさと責任。
両方感じながら、毎日が充実しています。
品質管理部 / 2022年9月入社
Tさん
Q.入社のきっかけと、今までの経歴を教えてください。
大学では栄養学を学んでいました。卒業後は接客業に就いたのですが、大学時代に行なっていた分析系の学科の楽しさが忘れられず、分析などの仕事ができる会社を探しました。コロナ禍で抗菌剤が注目されていた時期でもあり、当社を知りました。
実際入社してみると、栄養学で行なっていた分析とは、内容も扱う機器もかなり違うものでした。ただ、私はやはり広い意味で分析自体が好きでしたし、未経験者でも上司や先輩方にしっかりサポートしていただき、今楽しく働けています。
Q.現在はどんなお仕事をされていますか。
現在は品質管理部で分析業務を中心に行なっています。分析の対象となるのは粉状の物質やそれを固めたものなど。それらの表面の状態を電子顕微鏡で測定したり、含まれている金属などの成分が規格に合っているか調べたり、といった作業です。様々な測定項目があるので、一つひとつを細かく丁寧にチェックしていきます。
品質管理部は、その製品を世に出すかどうかを決める、いわば「要」の部署です。規格内に収まってよかった、に留まらず、規格から外れているダメなものを的確に探し出すことも重要です。責任ある立場で働く者として、きっちり分析に基づいた数字がすべて、という意識は強く持っています。
Q.仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか。
この仕事をしてあらためて「私は分析が好きなんだ」ということがわかったので、毎日が充実しています。また、分析したものを評価した成績表を作成するのですが、その作業で自分がOKを出したものがどんな製品に使われているかを知ることができます。先日も製品化された電卓を自分で買ってきて、こうやって自分の仕事が世に出るんだなと、一人で喜んでいました(笑)。
ただ、まだまだ経験不足な自分も自覚しています。とある分析作業で何度やってもうまくいかず、半泣きで困っていたのですが、そんな時も上司や先輩方が助けてくれました。試薬を入れてから測定までのタイミング、機器の効果的な操作方法など、手本となる方法を見て学びながら、いろんなことを自分の経験にしている段階です。
Q.シナネンゼオミックの魅力を教えてください。
基本的にどの社員の方々とも話しやすく、コミュニケーションはとても良好ですね。事務所スペースは社長も含めフリーアドレスとなっているので、本当に風通しがいいなと実感しています。部署間でのやりとりもスムーズですし、皆で協力しあうという雰囲気をいつも感じます。上司も「わからないことは何でも聞いて」といった気さくな方なので、入社した当初からまったく気負うことなく仕事ができています。
そして、仕事とプライベートの切り分けがしっかりできるのもいいと思います。残業は基本的にありませんし、有給休暇も半休や時間休など自由度が高くて、とても柔軟な働き方ができるのも魅力ですね。