安全性試験データ07 慢性毒性試験
2024年10月09日
試験物質を動物へ長期間にわたり繰り返し投与し、その際に生じた生態的変化を観察することにより、毒性に対しての影響が確認された量と影響が認められない量を明らかにする試験です。
この試験は被験物質を実験動物に長期間(12ヶ月以上)反復投与した際に発生する、動物の機能及び形態等の変化を観察することにより、物質による何らかの毒性影響が認められる量(毒性発現量)及び影響が発現しない量(無毒性量)を明らかにするのが目的です。特にここで報告する試験は試験動物の各器官及び血液に至るまで細部にわたり検査した医学的にもレベルの高い試験です。